食事の洋風化という食料消費の趨勢が存在する。
飽食の時代にあって、若者の食文化は、コメを中心とした和食から、肉、酪農製品、パンを取り入れた海外の食文化志向となっている。
それに加えて毎日の生活は忙しくなっており、料理についやす時間を削る傾向が強い。
外食が増え、家庭内での食事も簡単に済まそうと考え、即席食品、調理済みの惣菜が消費を伸ばしている。
コメをといで炊くという作業まで敬遠されている。
そこでコメをとぐ必要のない無洗米が普及し始めた。
つまり食事を作る人の間では、忙しさに追われて米飯もめんどうだと考える向きが増えている。