彼の狙いは、合成物質に対する過剰な危険視に言わば警鐘を打つことだ。
発ガン性があるか、ないか、という言葉だけに振り回されてはいけない。
その発ガン性の強さと、日常生活の中で接触する程度、この二つを考慮すれば、大騒ぎするほどのモノは、そう多くはないはずだ、ということだろう。
天然食品からも次々に発ガン物質がみつかり、エイムス博士のほかにも、「発ガン性が全くない、と証明できるものはないのではないか」と考える研究者も少なくない。
しかし、そういった人たちが、ガンの恐怖におびえているようなこともない。
ガンを抑制するような物質もあるし、相殺作用をもつものもある。
人間の身体にも、解毒機能や修復機能がある。
心配な方は「ガン予防のための12ヵ条」を実践してみたらどうだろうか。
これによって60%が予防できるという。
残留農薬検査